創業40周年記念　長生きリノベ見学会

「リノベーション」とは、リフォームが既存の設備の取替や模様替え、修復が中心であるのに対して、間取りの変更を中心に住まいの性能・機能や価値を高める工事です。

リフォームより大規模になるのが一般的で、ストック住宅が増えている中で古い住宅を中心にリノベーション志向が高まってきています。

特に団塊世代の住まいは、1980年から90年代に建てられた家がほとんどで、高齢になった世代にとっては断熱性を始め、住環境として性能機能上ふさわしくない状態にあり、ましてや加齢によって在宅時間が長くなる一方で、体力・免疫力が低下するなかにおいては、住まいの環境が、いのちや健康により直結する問題となっています。

「長生きリノベ」は、この問題を「住居医学」的見地から、知見、データ、エビデンス(根拠)等にもとづいて、「温熱」「衛生」「防災」の観点から住まいをリノベイトし、住む人の「健康長寿化」に具体的かつ効果的に寄与しようとするものです。