※収納率 一般住宅12から15%が理想されています。
収納について
すまいは「ヒト」と「モノ」の居場所から成り立っています。快適な住まいは、このバランスがうまく保たれています。 しかし、住まいのアンケート※で、今の不満を聞くと決まって第一位なのは「収納」です。 時代や暮らし向きとともに、「ヒト」の欲望と心情を映し出すこの収納の問題は「ヒト」が理想的な住まいを求め続ける限り、永遠のテーマかもしれません。
※SUVACOユーザ調査概要を参照:https://suvaco.jp/doc/user-report-170201
収納計画の7つのポイント
1.一目瞭然が収納の基本
どこに何があるのかが一目で判れば・・・
イ)探し物をしない → 時間のゆとり
ロ)二度買いをしない → お金にゆとり
2.「適・材・適・所」を考える
必要な所に必要な「モノ」と必要な量の収納を。使う場としてしまう場所の動線を最短に。
3.収納計画は現状収納の1.5倍以上に
「ヒト」と「モノ」をためこむことで安らぐ動物です。増えることはあっても減ることはありません。
4.出しやすさよりも、しまいやすさを優先
収納計画の重要なコンセプトに、「ヒトは恐ろしくナマケモノである」というのがあります。
この、ものぐさでめんどくさがり屋さんに、いかに片付けてもらうかが収納計画のダイゴミの1つです。
5.ゴールデンゾーンに使用頻度の高いモノを
「ヒト」が立ったまま手の届く範囲をゴールデンゾーンといいます。
利用する人の身体条件に合わせて、ゴールデンゾーンをレイアウトすることも大切です。
6.踏台を利用する場所には収納しない
特に高齢になっていくにつれて危険です。高いところは、仕舞いっぱなしになります。
7.見せる収納と隠す収納の調和を
見せる収納が多いと雑然として、隠す収納が多いと殺風景です。この辺のバランスは半々が無難でしょう。
概要
・木造平家(深軒の家)
・屋根:ガルバー長尺瓦棒葺き
・床面積:125.14平方メートル(37.9坪)
・建築面積:137.02平方メートル
・ロフト:16.42平方メートル
・収納率 30%
概要
- 開催日
-
- 2017年9月16日(土)
- 2017年9月17日(日)
- 開催時間
-
- 10:00
- 開催場所
-
北諸県郡三股町長田