【耐震リフォーム・増築・断熱工事】現場レポート②
今回は宮崎市Ｋ様邸の現場の様子をお伝えしていきます。
目次
Ｋ様邸リノベーションの流れ
という流れになっています。
前回の記事はこちら
【耐震リフォーム・増築・フルリノベーション】宮崎市恒久Ｋ様邸の大規模リノベーション
8 完成 はこちら
【ビフォーアフター】戸建てリノベーション・増築 宮崎市Ｋ様邸完成しました！【ＷＥＢ見学会】
今回は 4.断熱工事～ 7.内装工事までをご紹介致します。
4. 断熱工事
床の断熱
こちらは玄関です。土台と大引きの上に根太を掛けます。大引きとは土台の内側に田んぼの田の様に木部が組まれている部分です。この大引きが根太を支える部分になります。根太は床を支える部分になります。
根太と根太の間に断熱材を敷きます。隙間なく敷きつめるので床下からの冷気を防止して、足もとの冷えを防ぎます。
こちらは２階の書斎です。こちらも根太と根太の間に断熱材を敷きます。書斎と廊下の段差がなくなるように床の高さを調節しています。
壁の断熱
玄関の壁です。断熱材を入れ外気からの冷気をシャットアウトします。
２階のリビングです。こちらも壁全体に断熱材を入れています。
天井の断熱
２階の書斎です。冷気は天井からもやってきます。そして冬は暖房などで暖められた空気は外へ逃げていきます。夏も熱気は天井から入ってきますし、冷房などで冷やされた空気は外へ逃げていきます。これらの問題を解決するのが天井の断熱です。
床や壁だけの一部の断熱だけではその効果が発揮されません。家全体を断熱材で覆うことで本来の断熱の効果が現れます。
よって、天井にも断熱をすることはとても大切なことです。
このように天井全体に断熱材を敷いていきます。
気流止めによる断熱性能の向上
気流止めとは壁内の通気を止めることです。要は気流の流れを止めるのです。
壁、床、天井に断熱材を入れますが、そこに隙間があると床下や天井裏からの冷たい空気が壁の中に入って家を冷やしてしまします。逆に熱い空気が入ると家を熱くします。
せっかく断熱材を入れたのにその『隙間』によって断熱性能が著しく低下してしまうのです。
それを防ぐために気流止めを行います。
気流止めは１階と２階の間や床下や天井うらに行います。床下からの冷気・熱気を遮断し、天井うらからの冷気・熱気を遮断して断熱効果を発揮するためにとても重要な作業なのです。
以前（昭和の家）は床、壁、天井に断熱材は入っていませんでした。今回、隅々までしっかりと断熱工事しましたので、冬暖かく、夏涼しい住まいに生まれ変わります。
※昭和の家の断熱ついて詳しくこちらで説明しています▽▽
【内窓キャンペーン】「昭和の家」が今危ない!!全体の76％が断熱が不十分な家でした。
5. 増築工事
増築工事の様子です。こちらの写真の場所を増築します。まずは基礎を打って地盤を作ります。
職人さんがコンクリートを流し込んでいます。
床が固まったら、木枠をはめて側面にもコンクリートを流し込みます。
基礎ができあがりました。そこに黒い板状の基礎パッキンを敷き、土台を乗せます。
基礎パッキンは土台を乾燥させ湿気をため込まないようにする為のものです。
柱を組立て、筋交いや火打ち梁などで補強します。真ん中の大きな木枠には窓が設置されます。
増築部分はこのような仕上がりになりました。窓が大きく、太陽の光をたくさん取り込んでくれます。
6. 外壁工事
外壁には透湿防水シートという水は中に入れず、内部の湿気は外に逃がすのに用いられるシートを張ります。そのあとに、外壁材を施工します。
新たに設けられた玄関です。
こちらが以前からある玄関です。
玄関の横に大きな窓が取り付けられました。この窓の奥の部分は新しくLDKになります。
7. 内装工事
1階内装工事
1階LDK横の写真右奥の部分にはお施主様が飼ってらっしゃる猫ちゃん犬ちゃん専用の部屋が作られます。一番日当たりの良い場所です。
1階の洋室です。こちらはご夫婦のお部屋になります。部屋の奥にはウォークインクローゼットができます。
2階内装工事
2階の和室です。
2階トイレです。
写真の奥はウォークインクローゼットです。
着々と工事も進んできたＫ様邸、次回はいよいよ完成です。
二世帯住宅のフルリノベーションがどのように生まれ変わったのでしょうか。
次回は完成WEB見学会と題して、完成したお家をご紹介いたします！
お楽しみに～♪
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