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住まいの耐震診断ってどうするの?その疑問にお答えします!

近年日本は地震が頻繁に起き、私たちも地震対策についてようやく意識し始めました。身近に出来る事は沢山ありますが、中でも最も命と関係してくるのが、「住まいの倒壊」です。特に昭和56年5月以前に建てられた家に関しては旧耐震基準で建てられており、大きな地震が来た際には倒壊する恐れがあります。

その為昭和56年5月以前に建てられた住まいは一度耐震診断をすることをおススメしています。近年、地震に関する補助金が手厚いです。例えば、耐震診断は宮崎市では無料!、都城市、三股町では上限13万で補助金がでます!(上限に達し終了

補助金の詳細はこちらから。

木造耐震診断の流れ

当日、耐震診断士がお宅を訪問し様々な箇所の耐震強度を確認します。

図面の作成と室内の点検

耐震診断をする家は昭和56年以前の家が多く、図面などが無い事もしばしば。

その場合は図面から立ち上げることからスタートします。

室内を点検しながらどんな間取りか?、間口はどれくらいか?、壁の素材はなにか?どこに筋交いはあるか?等を確認しながら立面していきます。

今回は図面が無かった為、図面を立ち上げるところから始まります。
室内では壁の塗装は何でできているか?、壁の素材は何か?、間口の大きさ等ポイントを確認しながら立面していきます。

外からの点検

室内だけでなく、外壁周辺も点検します。屋根は瓦か?、外壁は何でてきているか?ひび割れなどは入っているか等を確認していきます。

天井裏や床下からの確認

天井裏や床下から筋交の場所や位置を確認します。天井裏は真っ暗。ヘッドライトをつけてひとつ、ひとつ丁寧に見ていきます。屋根裏はとにかく暑い!取材時は9月でしたが蒸し暑さで大変そうでした。

天井に繋がる入り口を見つけます。大半は天袋や押し入れにある事が多く、狭い入り口に入っていきます。スムーズに点検が行えるように事前に押入にある荷物を出してもらうようにお客様にお願いしています。
筋交いの箇所を確認中。

筋交いの箇所やシングルなのか?ダブルなのか?筋交いの寸法等を確認していきます。
天井で確認した筋交いの箇所を赤で記入し、記録します。耐震診断する際の基盤となるデータです。

耐震診断ソフトで現状の耐震診断の評価をする

点検をした結果のデータを耐震診断を行うソフトに入力し、今回のデータを算出します。木造住宅の耐震性は、耐震評点であらわされ、評点1.0が「現行の建築基準法で定められている最低限の耐震性能レベルと同程度」と言われています。

評点と木造住宅の強さ(大地震(震度6強~7程度)による被害予想)
1.5以上―■倒壊しない 
1.0以上1.5未満―■一応倒壊しない
0.7以上1.0未満―■倒壊するおそれがある
0.7未満―■倒壊する可能性が高い
今回点検した筋交いの箇所や本数、部材の大きさ、屋根の素材、外壁の素材、平家かどうか?等細かなデーターを入力します。

今回耐震診断した住まいは耐震診断基準の1.0を満たさないという結果に。その結果をもとに耐震基準を満たすよう、筋交いの箇所や本数、配置を設計していきます。

その後、現況の耐震強度の結果と、耐震評点が1.0に満たない場合には、満たすよう補強した設計プランを一緒にお客様に提出致します。

お客様にお渡しする資料として今の家が耐震基準に対してどのような状態なのか、どういう補強をする必要があるのか細かく算出した資料です。

後は、この結果をもとにお客様が耐震工事をするかしないかを決めて頂きます。

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近年耐震診断・耐震工事の依頼が増えてきました。

耐震工事は、最も安心で現実的な方法です。

耐震診断、耐震工事の根底にあるのは「人の命と財産守る」ということに尽きるのではないかと思います。

千人には、4人の耐震診断士がいます。何かわからないことがございましたら気軽にお問合せください。

耐震工事はどうするの?!実例はこちら

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「ライフ・アシスト」つまり住まいづくりを通して人の「いのち・くらし・あした」を支える会社です。
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都城にて1976年創業。地域密着の小さな会社ではありますが、メンテナンス、リフォームとリノベーションから始め、伝統工法による注文住宅、医院、介護施設、商業施設の新築、そして古民家再生など多くのお客様のニーズを形にしてきました。どんな小さなことでもお住まいに関してお困りのことがあればお気軽にご相談下さい。

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