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住み継ぎ&三世代リノベ~耐震工事中!②

住み継ぎ&三世代リノベーション前回の記事

宮崎市で大型リノベーション中!

核家族で離散した家族がふたたびふるさとにもどりつつあります。親世代の間取りを今風の子世代の家にリノベして三世代(親・子ども・孫)が同居するケースが増えています。

今回はご両親のお家をリノベーションし、お父様と娘様ご家族が住む「住み継ぎ&三世代リノベーション」となります。

今回リノベーション以外に、耐震工事・断熱工事も行います。

特に今回は1階、2階共に増築を行う為、それに伴って耐震も補強していかなければなりません。

耐震工事

耐震工事は木耐協の耐震技術認定者が現場にて筋交いや柱の位置を調査、図面と照らしあわせて耐震診断ソフトに現状を入力、地震への強度を総合的に判断。その建物に合った耐震方法を算出。耐震箇所、使用する耐震金物等を選択し、それに準じて工事を行います。

筋交い設置

before:この状態は無耐震の状態。柱も古かった為新しい柱に。
ここに筋交いをいれます。筋交いの長さを決める為、図ります。
寸法に合わせて板をカット
筋交いをはめ込んでいきます。
筋交いは実寸よりも1~2㎜程長くカットしています。筋交いの構造への密着度を高め耐震性をゆるぎないものにする為です。最後に大きなハンマーでピッタリとはめ込んでいきます
はめ込んだ後、金物で固定。金具の箇所も種類も全て設計通りに行います。
柱と筋交いを固定。14本のビスで固定。金具取付完成!

AFTER:筋交い金具設置完成!筋交いを1本にするか2本にするかは全て設計書通りに行います。

柱と土台を接着するL字型の金物。
筋交いはこまめに入れていきます。その方が耐震性が高まるからです。間が1m以上開く柱間はことごとく破断して建物の倒壊に繋がった事が熊本地震で実証されています。参考「熊本地震でわかったこと」https://www.senninriki.jp/renovation/kumamoto/
新たな柱設置に伴い基礎も新たに増築。基礎も耐震性には大切な箇所です。柱が立つ分それに伴って荷重がかかります。その為ここ新たにコンクリートを流し込み基礎を作りました。

現在頻繁に起きている日本での地震。

能登半島地震で耐震工事を行っていた家は倒壊を間逃れたというニュースを見ました。

地震はいつ起きるか分からないけれど、耐震工事は地震前に出来る地震対策の大きな手段だと思っています。昭和56年5月以前に建てられた家は補助金を使って(ほぼ全額補助!)耐震診断を行う事が出来ます。またそれに伴って耐震工事が必要と判断された場合には工事費用も補助されますので、家が古くて心配だという方は補助金内容をぜひチェックしてみてください!

補助金詳細はこちら

増築工事

基礎を作る

今回1階2階の増築します。その為増築部分の基礎を作らなければなりません。

家づくりの土台となるとても重要な部分で地面とつなぎ部分にあたる”基礎”を造るための工事です。

まずは土台となる土地を平らに慣らすところからスタートします。

土をならします。
建てる位置が定まったところで鉄筋を組み、ますはベース(床)面の基礎を作ります。
ベース部分のコンクリートが乾いたら、内周の型枠を組み内部の立上りコンクリートを打設
 
設計図に沿って型枠を組み立てていきます。型枠は、基礎を作る上で、コンクリートを流して固めるために設置する枠のこと。枠は、木製や鉄製が使用されます
内周の型枠を組み内部の立上りコンクリートを流し込みます
コンクリート打診をおこなった後は、型枠を外すまでに数日間置き、コンクリートを固めます
乾いたら養生を外し、基礎の完成!

建て方

建て方”とは、現場で建物の主要な構造材を組み立てることを言います。木造住宅の場合、土台の据付から柱、梁、棟上げまでの作業工程のことになります。

建て方施工中1
建て方施工中2 :

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引き続き安全第一に工事を進めていきます!

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都城にて1976年創業。地域密着の小さな会社ではありますが、メンテナンス、リフォームとリノベーションから始め、伝統工法による注文住宅、医院、介護施設、商業施設の新築、そして古民家再生など多くのお客様のニーズを形にしてきました。どんな小さなことでもお住まいに関してお困りのことがあればお気軽にご相談下さい。

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